NO AI(人間が書きました✍️)
こんにちは、矢野 哲平です。
今回のニュースレターでは、お便りでいただいたMicrosoft Copilotに関する内容や最近の動向について触れます。
ChatGPTやGeminiに比べてMicrosoft Copilotは下位モデルなのか?
以前、ポッドキャストで次のようなことを話しました。
「現在のAIはChatGPT, Gemini, Claudeが国内外でよく使われている」と。
そして、配信後にリスナーの方から次のような質問を受けました。
「Microsoft Copilotの名前がないけど、ChatGPTなどに比べて下位モデルなのですか?」
Microsoft Copilotは性質が違う
おそらく質問した方の意図は、次のようなものだったのではと推察します。
「自分の会社でも取引先の会社でもMicrosoft 365 Copilotを使用している。主要なAIとして名前が挙がってないのはなぜ...?」
Microsoft Copilotは自前のモデルを提供していない
AIには頭脳とも言うべきモデルが存在します。
ChatGPTならGPT-5.4など。GeminiならGemini 3.5、ClaudeならClaude Opus 4.8などです。
そして、Microsoft Copilotではこれらの他社AIのモデルを動かしています。(具体的にはGPTとClaude)
そのため自社で開発したモデルを動かしているわけではありません。
冒頭の質問に回答すると次のようになります。
「Microsoft CopilotではGPTなど他社のAIモデルが動作している。プロダクトの構造がChatGPTやGeminiと違うこともあり下位モデルというわけではない。」
しかし、自社モデルの開発も進めている
一方でMicrosoft自身が自社のモデルを開発する動きも出ています。
直近の発表ではMAIというMicrosoft社製のAIモデルが発表されました。
MAI-Thinking-1やMAI-Code-1-Flashなど各タスクに特化した複数のモデルをMicrosoftは開発しています。
おそらく今後、Microsoft Copilot上でもこれらのモデルを動作させる方向に動いていくと思われます。
すでにMAI-Code-1-FlashはVS CodeなどMicrosoft製品で動作しているので、かなり可能性は高いと思います。
現状はAIモデルだけにフォーカスすると、OpenAI, Google, Anthropicの3社が存在感を示しています。
しかし、MicrosoftのMAIが食い込んでくる可能性は大いにあります。(もちろんSpaceXのGrokも)